2020-08-03 / 最終更新日時 : 2021-01-08 小川製作所 日本の経済統計と転換点090 付加価値分配のほど良いバランス G7のGDPのうち、分配面に着目してみます。労働者側の分配である給与所得、企業側への分配である営業剰余、政府側の純間接税と雇用者社会保障負担のうち、各国とも給与所得と営業剰余で同程度ずつ分配している事がわかりました。企業と労働者で応分に分け合う中で、日本はいずれも停滞している姿を可視化してみます。
2020-07-31 / 最終更新日時 : 2021-01-08 小川製作所 日本の経済統計と転換点087 経済成長を牽引する需要とは? G7各国の支出面のGDPについて1997年からの成長率をグラフ化します。全体的に高成長なアメリカ、イギリス、カナダに対し、貿易が牽引役となっているドイツ、イタリア、日本の姿が見えてきます。日本は総資本形成が大きなマイナス成長であり、貿易は比較的順調に成長している点が特徴的です。
2020-07-27 / 最終更新日時 : 2021-01-08 小川製作所 日本の経済統計と転換点083 先進国から滑り落ちる日本の経済 1人当たりGDP、消費者物価指数、労働生産性それぞれについて、日本の転換点となった1997年からのG7各国の成長率を可視化します。そして、唯一成長していない日本が他の主要国同様に成長したと仮定した場合の、あったかもしれない推移を可視化してみます。日本はこの20年程でとんでもなく大きなものを失ってきたようです。