日本の経済統計と転換点

小川製作所 ブログ

日本の経済統計を見ながら、日本経済の現状と課題をざっくりと掴んでいくブログです。
停滞の続く日本経済の何が問題なのか、様々な角度の統計データから分析していきます。
バブル崩壊やリーマンショック、消費税、少子高齢化、グローバル化、様々な事象がどの様に絡み合って現在の日本経済に行き着いたのか、少しずつ解き明かしていきます。

日本の経済統計と転換点 151~最新

155
民間企業の増えない資産
・内閣府 国民経済計算
日本 企業 資産・負債・正味資産
国民経済計算のデータから、日本の民間企業についての資産・負債・正味資産について可視化します。法人企業統計調査では右肩上がりに増大する純資産も、国民経済計算のデータでは正味資産が停滞しているように見えます。株式と資産・負債の捉え方が影響しているようです。
154
「お金」ばかり増える家計の資産
・内閣府 国民経済計算
日本 家計 資産・負債・正味資産
家計の純資産について着目してみます。日本は不動産バブルと言う特殊な事象を経験しましたので、不動産価値→非生産資産の大きな変化に目を奪われがちですが、その一方で停滞している生産資産にこそ着目すべきと思います。家計は純金融資産が緩やかに増えてはいますが、成長する世界の中ではやはり取り残されつつあるようです。
153
投資が減り豊かになれない日本
・内閣府 国民経済計算
日本 民間・公的 資産・負債・国富
民間部門と公的部門の資産・負債・正味資産を概観してみます。民間部門では、国富のうち最も重要な「生産資産」が停滞していて、純金融資産が増加しています。一方で、公的部門の純金融負債が増大しています。金融投資や政府の負債によって金融資産が増えていても、国富としての生産資産が増えていません。
152
国民や国の資産って何だろう?
・内閣府 国民経済計算
日本 全体 資産・負債・国富
日本の国民・国家全体としての純資産=国富について注目してみます。バブル期の土地価格の急騰が国富を急激に増大させ、その後の土地価格減少と共に、国富が停滞している様子が窺えます。土地価格を除けば、実質上は緩やかですが国富が増加している事が確認できると思います。
151
海外と自国のお金の関係とは?
・OECD
純金融資産・純金融負債 海外
自国と海外との純金融資産の関係を考えます。海外への純金融資産がプラスと言う事は、裏を返すと資本が流出していることになりますね。日本は世界最大の対外純資産国であると言われますが、国民の貧困化が進み、企業の対外直接投資が増える昨今素直に喜んでばかりはいられない状況である事もわかると思います。

日本の経済統計と転換点 101~150

150
「政府の負債」とは何なのか?
・OECD
純金融資産・純金融負債 政府
家計、企業、政府、金融機関、海外の経済主体のうち、政府の純金融資産についてフォーカスしてみます。1人あたりの政府純金融資産を見ると、日本の政府はアメリカに次いで先進国で2番目の純金融負債を負っています。企業が負債を減らしている特殊な国のカタチから、政府が他国よりもより多く負債を増やしている側面もあるかもしれません。
149
意外と多い!日本人の金融資産
・OECD
純金融資産・純金融負債 家計
1人あたりの家計の純金融資産について、国際比較をしてみます。日本は企業が純金融負債を減らして、政府と海外が負債を増やし、家計の資産が増えるという、先進国の中では特殊な国のカタチをしています。一方的に増えている印象の家計資産ですが、その成長率は他の国と比べるとかなり緩やかである事がわかります。
148
変質する日本企業の実態とは
・OECD
純金融資産・純金融負債 企業
日本企業は先進国で唯一純金融負債を減らしています。ドル換算金額で評価すると、実は日本企業は1995年頃には極めて高い純金融負債の水準で、そこから減らしている状況という事がわかります。長引くデフレで国内事業への投資メリットが無いからという事だと思いまが、この企業行動が、デフレを助長する事になっているのではないでしょうか。
147
投資の集まる「国のカタチ」とは
・OECD
 純負債 推移 自国通貨
 家計、企業、政府、金融機関、海外
 ポーランド、ハンガリー、スイス、エストニア
家計、企業、政府、金融機関、政府の経済主体ごとに純金融資産をグラフ化した「国のカタチ」を見ていきます。今回は投資の集まる東欧諸国や、非常に高い物価水準を誇るスイス、ルクセンブルク、人口が減りながらも経済成長しているエストニアについて可視化してみます。経済発展中の国々はやはり、海外からの投資が集まっている事もわかります。
146
「国のカタチ」で見る成長と停滞
・OECD
 純負債 推移 自国通貨
 家計、企業、政府、金融機関、海外
 オーストリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ
家計、企業、政府、金融機関、海外の経済主体ごとの純資産についてグラフ化すると、「国のカタチ」が見えてきます。今回はヨーロッパの中堅国についての国のカタチに着目してみます。順調に成長するオーストリアやデンマーク、オランダ、変調し始めるスペインやポルトガル、変調著しいギリシャなど、多様な国のカタチが観測されます。
145
欧州諸国の「国のカタチ」とは?
・OECD
 純負債 推移 自国通貨
 家計、企業、政府、金融機関、海外
 フランス、イタリア、スウェーデン、フィンランド
家計、企業、政府、金融機関、海外の経済主体について、各国の純金融資産のグラフを「国のカタチ」として眺めていきます。日本は企業の金融負債が減少していますが、イタリアやフランスも2000年代中頃から停滞が始まっているようです。その代わり政府の純金融負債が増大しています。一方北欧はそれぞれ特徴的な国の硬いをしているようです。
144
「国のカタチ」を可視化してみる
・OECD
 純負債 推移 自国通貨
 家計、企業、政府、金融機関、海外
 日本、アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ
経済主体である家計、企業、政府、金融機関、海外それぞれの純資産の推移を可視化する事は、「国のカタチ」を見る事と言っても良さそうです。アメリカやイギリス、カナダのように、企業や政府が負債を増やして家計が資産を増やす関係が基本と考えると、日本は企業が負債を減らしている点で特殊な国のカタチになっているようです。
143
増大する政府負債の意味とは?
・IMF
 政府収支、政府負債、政府純負債
 1人あたりドル換算、対GDP比
日本は政府の収入も支出も少ないのですが、収入よりも支出が上回る期間が長く続き、政府負債・純負債は先進国で極端に増大しています。一方で企業は主要国で唯一負債をふやしていません。企業の代わりに政府が負債を増やしている状況です。企業が負債を増やして国内事業に投資を行うという通常の経済に戻すことが必要と思います。
142
政府の収入も支出も少ない?
・IMF
 政府収入、政府支出
 1人あたりドル換算、対GDP比
日本政府の収入と支出は停滞していて、収入よりも支出が上回る状態が続いているので、負債や純負債が右肩上がりで増大しています。そもそも日本政府の収入と支出の水準はどの程度のモノなのでしょうか。他の主要国と比べると、どちらもかなり少ない水準である事がわかります。
141
政府の負債は増えるもの?
・IMF
 政府収入、政府支出、政府収支
 政府負債、政府純負債
日本の政府支出や収入は停滞し、政府負債が増大しています。一方でG7の主要国は政府支出や収入は右肩上がりで増大しています。これは主要国だけの現象でしょうか?中国や韓国、スウェーデンを例にとって、その他の国々の政府収支と負債についても可視化して見ます。
140
日本は本当に借金まみれなのか?
・IMF
 政府収入、政府支出、政府収支
 政府負債、政府純負債
IMFのデータから主要国の政府支出、収入、収支、負債、純負債を比較します。日本は経済が停滞し、政府収入も政府支出も停滞していますが、やや政府支出の方が多い期間が続いています。当然収支はマイナスで推移し、負債・純負債が増え続けています。必要なのは経済が停滞している中でバランスをとる事ではなく、経済を成長させる事ですね。
139
意外と平均的な日本の家計消費
・OECD
 家計最終消費支出
日本の家計最終消費を「1人あたり」や「対GDP比」で見ると、先進国では平均並みである事がわかります。北欧のように高福祉高負担でも、アメリカのように家計消費が経済を牽引するわけでもない、中途半端な立ち位置ですが、それ故にバランスが取れているとも言えるのかもしれません。
138
政府の支出を可視化してみる!
・ OECD
 政府最終消費支出
 総固定資本形成 その他建造物
政府の公的需要を可視化して見ます。日本では政府最終消費支出と総固定資本形成 公的を合わせて公的需要として集計しています。OECDのデータでは、総固定資本形成 公的のデータがありませんので、その代わりに総固定資本形成 その他建造物を代用します。日本は政府支出は他国並みと言えそうです。
137
政府の消費支出は多すぎる?
・OECD
 政府最終消費支出
政府の消費支出は社会保障費用の増大に伴って増えているようです。国際比較をしてみると、元々の水準が他の主要国と比べて低めだったのが、近年になり他国並みにまで増えてきた、というのが実情のようです。
136
日本は先行投資しすぎたのか?
・OECD
 総資本形成
経済全体への投資とも言える、総資本形成は日本は2000年代中頃まで極めて高い水準を維持していました。その後停滞と共に、他国に追いつかれ、現在は平均並みまで落ち込んでいます。タイミング的に投資が先行し、成長率が一時期に高まりすぎたとも見えますが、その後の停滞と共にその効力も薄れてきているように見えます。
135
日本の公共投資は多いのか?
・OECD
 総固定資本形成 一般構造物
日本の公共投資は、ピークから減少し停滞しています。国際比較をしてみると、バブル期までは日本の公共投資は他国よりも極めて高い水準を誇っており、その後減少して他国並みに落ち着いてきている事が理解できます。公共投資が多すぎたのか、地理的条件などから適正規模だったのが削減されたのか、解釈の難しいところです。
134
日本の設備投資は少ないのか?
・OECD
 総固定資本形成 機械設備
日本の設備投資は、ピークから減少して停滞していますが、他の先進国と比較してみると様相は異なるようです。実は、1980年代から日本は極端に設備投資を増やし、高い水準で推移しているとも見て取れます。過剰な設備を抱えたために、値下げ合戦になってデフレになっている側面もあるのかもしれません。
133
投資が減り経済が停滞する日本
・OECD
 総固定資本形成
日本のGDPの内訳を見ると、家計最終消費支出が停滞する以外に、住宅や、企業設備、公共投資などの投資が減少、停滞していることが分かります。唯一成長しているのが、医療費などの社会保障費用の増大が多くを占める政府最終消費支出のみです。社会全体で投資が減り、経済が停滞しています。
132
家にお金を使わなくなった日本人
・OECD
 総固定資本形成 住居
日本人は住宅購入にお金を使わなくなったようです。1人当たりの支出額で見ても、対GDP比でも減少傾向が続きます。このような傾向は先進国でも日本だけのようです。日本は先進国で住宅購入にかける支出は既に下位のレベルとなっています。
131
日本の特殊な住宅事情とは
・国民経済計算
 GDP 総固定資本形成 住宅
・建築着工統計調査
 新設住宅戸数
・OECD
 総固定資本形成 住居
日本は新設住宅の戸数がピークから半減しています。金額面での変遷も追ってみると、やはりピークから半減近くまで落ち込んでいることが分かります。他の先進国では、住宅購入の支出は増えているので、このような状況はやはり日本だけの特殊事情と言えそうです。
130
家を建てなくなった日本人
・建築着工統計調査
 新設住宅戸数
日本では1970年代と1990年代に新設住宅の戸数がピークを付けましたが、その後は一方的に減少が続いています。現在は年間91万戸程度で最盛期の半分以下です。1戸あたりの平均床面積でも減少が続いていて、狭小化が進んでいます。家を建てる人が少なくなっていると言えます。
129
民間消費以外の物価も高いのか?
・OECD
 物価水準(Price Level)
日本の物価水準は、民間の消費だけではなく、政府サービスや機械設備などの物価についても考慮されています。機械設備は価格が下がっているようですが、建設はむしろ大きく価格が上がっています。需要に対して大きく供給が減っている分野という事なのかもしれません。
128
日本の日常生活で何が高いのか?
・OECD
 物価水準(Price Level)
1990年代に世界一の水準だった日本の物価水準は、長引くデフレと共に先進国の標準並みに落ち着いてきました。その中で、私たちの日常生活に身近なものでは、食品がかなり高い水準のようです。また、娯楽・文化や通信についてはむしろ価格が上がっているようです。
127
物価水準とGDPの関係とは?
・OECD
 物価水準(Price Level)
 1人あたりGDP
物価水準(Price Level)と1人あたりGDPとの相関を見ると、強い正の相関がある事が分かります。日本は1990年代後半に世界一の物価水準を誇り、1人あたりGDPも高い水準でしたが、物価水準の下落と共に1人あたりGDPも下落しています。日本は現在では、先進国の中で普通の国となっています。
126
物価下落→普通の国となる日本
・OECD
 物価水準(Price Level)
日本は1995年頃、世界一の物価水準を誇りました。その後デフレによる経済停滞と共に、国際的な物価水準も下落しています。直近では先進国の中でも中程度の水準まで落ち込み、普通の国となっています。
125
国内で設備投資を減らす日本企業
・法人企業統計調査
 設備投資
・OECD
 総固定資本形成 機械設備
国内外の有価証券投資を増やす日本企業ですが、一方で国内の設備投資は減らしているようです。
労働者1人あたりに直すと、どの企業規模でも4割程度削減している状況だという事がわかります。国内が経済成長していないから投資しないのか、投資をしないから経済成長しないのか、いったいどちらでしょうか。
124
金融投資の会社に変貌する企業
・法人企業統計調査
 資産、負債
日本の企業は、有価証券の増大が大きく、大企業でその傾向が顕著です。一方で、借り入れは増えず、有形固定資産が増えていません。つまり、本来企業が行うべき、付加価値を上げるための投資が増えていないという事になります。つまり事業を成長させる投資を行わず、金融投資という資産運用ばかりになってしまっています。
123
企業の負債と資産のバランスとは
・法人企業統計調査
 資産、負債、純資産
日本企業の資産と負債、純資産の推移についてフォーカスしてみます。中小零細企業は1995年頃から負債が減少し停滞しています。資産もほとんど増やさず、差し引きの純資産が徐々に増加しています。大企業は、負債が微増し、資産が大きく増えるr事で純資産が積み上がっています。企業は負債を増やさず、純資産を増やす存在になっています。
122
着実に豊かになり続ける日本企業
・法人企業統計調査
 資産、負債、純資産
日本企業の資産や負債、純資産に着目します。大企業はわかりますが、実は中堅企業や中小零細企業でも、近年急激に純資産が積み上がっています。利益が空前の水準になっていますので、当然ではありますが、一方で労働者は貧困化しています。企業と労働者での付加価値分配のバランスが悪いようです。
121
「労働生産性」って何だろう?
・法人企業統計調査
 付加価値、労働生産性
・OECD
 労働生産性
日本は「労働生産性」が低いと言われていますが、そもそも労働生産性とは何でしょうか?労働者が時間あたりに稼ぐ付加価値=労働生産性として、日本企業の労働生産性を可視化ます。直近では、中小零細企業で3,200円/時間程度、大企業で8,200円/時間程度、平均で4,300円/時間程度のようです。OECDの中では下位に属します。
120
日本人の長時間労働は過去の話?
・OECD
 平均労働時間
日本の労働者は長時間労働が問題だ、というイメージがありますが、現在の状況はどうでしょうか?非正規雇用等も含みますが、現在日本人の平均労働時間は1,644時間と先進国の中でも短い方です。非正規雇用等短時間の労働者が増えているためと考えられますが、一方で長時間労働を強いられている人も多くいますね。
119
「付加価値」って何だろう?
・法人企業統計調査
 付加価値、売上総利益
「付加価値」の定義が曖昧なままの議論が散見されますが、付加価値とは「事業を通じて加えられた金銭的価値」ですね。日本企業の稼ぐ付加価値の推移について着目してみます。どの企業規模でもバブル崩壊を機に付加価値が停滞しています。中小企業が付加価値を高める経営を実践する事が、日本経済復活のキーポイントとなりそうです。
118
利益は事業のため?配当のため?
・法人企業統計調査
 当期純利益、配当金、社内留保
デフレの中、売上高が変わらなくても、空前の当期純利益を稼ぐことができるようになった日本企業ですが、その分配としての配当金と社内留保について着目してみます。比較的社内留保に回しやすい中小零細企業に対して、大企業はやはり株主の意向も多く利益の多くを配当金に回しているようです。
117
デフレで企業が儲かるのは何故?
・法人企業統計調査
 売上高、付加価値、営業利益、法人税他
日本の企業は、経費節減、人件費抑制により売り上げが増えない中で営業利益を確保しています。さらに、海外進出による営業外収益、法人税率の低減などにより、かつてないほどの当期純利益を稼ぎ出すまでになりました。デフレでも利益が増える方法を身に付けた日本企業は、もはや負債を増やすのではなく資産を増やす主体に変貌しています。
116
「実質」と「名目」の違いとは?
・OECD
 実質GDP、名目GDP、GDPデフレータ
GDPの「実質値」と「名目値」の違いとはどのようなことでしょうか?特にデフレの続く日本では、実質GDPのグラフを見ると順調に成長しているように見えます。しかし、名目GDPのグラフは明らかに停滞しています。この違いは何故生じるのでしょうか?GDPデフレータの意味についても考えてみましょう。
115
加速する労働者の困窮→経済停滞
・賃金構造基本統計調査
 所定内給与
 給与格差
中小零細企業や大企業の男性労働者の所定内給給与についての格差にフォーカスしてみます。同一規模内、企業規模間で、殆どの年齢層で格差が広がっているようです。特に中小零細企業や働き盛りの40代では給与の減少割合が大きいながらも格差が開いています。
114
大企業でも容赦なく進む賃金低下
・賃金構造基本統計調査
 所定内給与
 中央値
男性の企業規模別の給与中央値を比較します。年齢層別にみた場合、20代は給与が若干の上昇傾向にありますが、それ以外の年齢層では全て給与水準が下がっています。特に中小企業や、40代の働き盛りで減少率が大きいようです。大企業と言えども、給与水準が下がっているのは驚きですね。男性労働者が全ての層で没落しています。
113
貧困化→格差拡大する男性労働者
・賃金構造基本統計調査
 所定内給与
 中央値
男性労働者と女性労働者について、より実感地に近い所定内給与の中央値をグラフ化します。男性労働者はほとんどの年齢層で給与中央値が下がり貧困化が進んでいます。また第1四分数と第3四分位数の比として表せる格差を表す指数でも、殆どの年齢層で格差が拡大している事がわかります。男性労働者は貧困化し、格差拡大が進んでいます。
112
中小企業経営者という異質な存在
・法人企業統計調査
 平均収入 役員、従業員
中小零細企業、中堅企業、大企業の企業規模別に、従業員と役員の平均収入や収入格差について取り上げます。従業員はどの企業規模でも平均収入が減少しています。また、中小零細企業と大企業の間には、従業員で1.5倍、経営者で4.4倍もの収入格差があるようです。
111
中小企業経営者は多すぎるのか
・法人企業統計調査
 従業員数、役員数
中小零細企業、中堅企業、大企業の人数や収入についてグラフ化します。中小零細企業経営者は500万人以上と全労働者の約1割を占める存在です。果たして中小企業経営者は多すぎるのでしょうか?
110
デフレでも潤う日本企業の実態
・法人企業統計調査
 売上高、営業利益、当期純利益
法人企業統計調査の統計データより、中小零細企業、中堅企業、大企業の売上高、営業利益、当期純利益を比較します。売上高は横ばいなのに、企業規模関係なく、企業は利益を上げられるようになってきました。人件費の抑制も含めたコストかったや、海外進出や、法人税率の引き下げなどの影響が考えられそうです。
109
日本経済の主役は「中小企業」
・法人企業統計調査
 企業数、従業員数、付加価値
法人企業統計調査より、日本企業の規模ごとに統計データを比較します。中小零細企業、中堅企業、大企業と区分すると、中小零細企業は企業数で99%、従業員数で7割、付加価値で5割を占めるまさに主役とも言える存在です。
108
日本型グローバリズムを考える
・海外事業活動基本調査
 現地法人 売上高、企業数、従業員数他
日本の政府統計から、日本企業の海外進出についてグラフ化してみます。現地法人の企業数、従業者数、売上高、利益いずれも右肩上がりで増大しています。日本へのビジネスの流入がほとんどなく、流出一方の日本型グローバリズムの実態を感じていただけると思います。
107
最低賃金と所得格差の関係
・OECD
 最低賃金、所得中央値、所得格差
最低賃金を所得格差(平均値、中央値)との比率で表した最低賃金比率を国際比較してみました。日本は、最低賃金比率は先進国最低レベルです。そして、最低賃金比率と格差の相関をまとめてみると、ある傾向が見えてきます。日本経済が停滞する要因が、このようなところでも確認できます。
106
日本の最低賃金は低いのか?
・OECD
 最低賃金
OECD各国の最低賃金を比較してみます。日本は8.0$/時間と、先進国の中では中位に位置するようです。時系列の推移を見ると、徐々に最低賃金が上昇してはいますが、他の各国の上昇度合いの方が大きく、早晩他国に後れをとってもおかしくない状況です。
105
統計から見えた日本経済再生の鍵
・民間給与実態統計調査
 平均所得
ブログを始めたきっかけと、狙いについて改めてまとめてみます。これから日本経済が再生していくには、中小企業経営者が、学び投資して、付加価値のある事業を創り、労働者に分配していくという、「普通の経済活動」を思い出す必要があるのではないでしょうか。
104
格差と経済成長の関係とは?
・OECD
 所得格差
OECD各国の所得分布と、平均所得、平均所得の成長率を一つのバブルチャートに表現してみました。日本やイタリアのように格差が小さく経済が停滞している国もあれば、格差も経済成長も大きいアメリカや韓国のような国もあります。格差が最も小さいスウェーデンも経済成長している点も興味深いですね。
103
貧困化が進み格差が拡がる日本
・ OECD
 所得中央値、所h得格差
OECD統計データより、所得の中央値と第1十分位数、第9十分位数との比をプロットする事で、各国の所得分布と格差の程度をグラフ化してみます。格差が拡がっていく国もあれば、縮小していく国もあり、各国様々な動きを見せる中で、日本は徐々に低所得層が増えて格差が拡がっている状況のようです。
102
所得格差は開いているのか?
・OECD
 所得格差
OECD各国の所得格差の推移をグラフ化します。日本は比較的格差の少ない国と言えますが、長い時間をかけて少しずつ格差は開いているようです。一方で、格差が大きく開くアメリカ、格差が広がったのちに徐々に縮小し始めた韓国、低所得層に偏りながらも格差が減るフランスなど、国によってさまざまな特徴があるようです。
101
日本人の所得格差は大きいのか?
・OECD
 所得格差
OECD各国の男性労働者の所得の格差をグラフ化してみます。全体として所得水準が減少している日本の男性労働者ですが、格差という面では北欧所得に次いで小さいレベルであることがわかりました。経済が衰退する中で、皆で平等に貧困化している様子が見て取れるのではないでしょうか。

日本の経済統計と転換点 051~100

100
男女の所得格差はどれくらい?
・OECD
 男女間所得格差
OECDの統計データより、男女間の所得格差について、所得十分位の中央値、第1十分位数、第9十分位数についてグラフ化してみます。年々各国とも格差は縮小傾向にあるようですが、韓国と同様に、日本は男女間の所得格差が大きいようです。女性を低賃金労働の担い手としてしか見ていない日本経済の実態を表す一つの側面と言えそうです。
099
人口減少でも経済成長できるか?
・OECD
 人口、労働人口
人口が減少しているから経済成長できない、というのは日本だけの思い込みのようです。ドイツやポーランドのように人口が停滞している国も、リトアニアやハンガリーのように日本より減少している国もしっかりと経済が成長しています。人口減少でも豊かに暮らせる国に必要な条件とは何でしょうか?
098
所得を増やすと消費が増えるか?
・OECD
 GDP、家計最終消費支出、給与所得
GDP 分配面の給与所得と、支出面の家計最終消費支出との相関関係をグラフ化してみます。あまりにも当然の事ですが、給与所得と家計最終消費支出はほぼ1:1で増加する関係にあります。所得が増えれば、消費が増えて、GDPが増えるのは当然ですね。日本だけが様相が異なるようです。
097
労働者への分配→経済成長の必然
・OECD
 GDP分配面、給与所得他
 1人あたり 実質
G7各国のGDP分配面について、1人当たり実質成長率を比較してみます。労働者への分配である給与所得と企業への分配である営業余剰の関係に着目し、経済発展している主要国の特徴を可視化します。日本は真っ先に消費者でもある労働者への分配を引き下げて、経済が停滞を続けている事がわかります。
096
1人1人が豊かに暮らせる国とは
・OECD
 GDP支出面、家計最終消費支出他
 1人あたり 実質
主要国の1人当たり実質GDPの推移について可視化します。人口増加や物価上昇の影響を排除しても、日本とイタリア以外の主要国は、緩やかながらも着実に豊かになっているようです。人口減少が既に確定している日本では、「規模の経済」ではなく国民「1人1人の豊かさ」を求めていく事に発想の転換が必要なのかもしれません。
095
移民の働く国と高齢者の働く国
・OECD
 移民数、労働人口
G7各国の、男女、世代別の労働者数をグラフ化してみます。女性活用も進み、移民を増やして労働者を確保する主要国に対して、移民を増やさず高齢者を活用する日本という相違が明確化しました。これからの人口減少社会に対して、日本が採るべき手段とはどのようなものでしょうか?
094
人口の増える国、減る国
・OECD
 人口、労働人口、移民数
G7各国の労働世代、若年世代、高齢世代と、労働人口、移民数の1997年からの増減数をグラフ化してみます。移民の流入も多く、人口の自然増も多いと思われるアメリカ、イギリス、カナダと、移民流入により人口を増やすフランス、移民流入で何とか人口を維持しようとするドイツ、イタリア、移民を増やさず減るに任せる日本。
093
日本は本当に移民大国なのか?
・OECD
 移民数
実は日本は移民大国であるという報道が多いようですが、本当にそうでしょうか?確かに移民の流入数では、世界第4位の水準のようですが、日本の場合は技能実習生の割合が高く、多くは一定期間滞在した後に帰国するようです。移民の累積数(ストック)では主要国の中では低い水準であることがわかります。
092
人口の減る社会
・OECD
 人口、労働人口
G7各国の、総人口、若年世代、労働世代、高齢世代の人口と労働者数をグラフ化してみます。人口の順調に増えるアメリカ、イギリス、カナダ、フランスと、停滞しつつあるドイツ、イタリア、既に減少して久しい日本の状況ですが、労働人口の変化が特徴的であることがわかります。
091
付加価値分配は政府>企業>国民
・OECD
 GDP分配面 成長率
G7各国の分配面のGDPについて、1997年を起点とした成長率を見える化します。企業、家庭、政府と足並みを揃えて成長率を高めている主要国各国に対して、純間接税と雇用者社会保障負担の政府への分配分だけ増加する日本。よく見ると、国民への分配よりも企業への分配が優先されている事もわかります。
090
付加価値分配のほど良いバランス
・OECD
 GDP分配面
G7のGDPのうち、分配面に着目してみます。労働者側の分配である給与所得、企業側への分配である営業剰余、政府側の純間接税と雇用者社会保障負担のうち、各国とも給与所得と営業剰余で同程度ずつ分配している事がわかりました。企業と労働者で応分に分け合う中で、日本はいずれも停滞している姿を可視化してみます。
089
先進国の成長産業と衰退産業
・OECD
 GDP生産面 成長率
G7各国の生産面のGDPについて、1997年を起点とした成長率を比較してみます。それぞれの国の経済成長を牽引する産業が明確になるとともに、衰退する産業も見えてきました。日本では、第一次産業はおろか、製造業、一般サービス業、建設業、金融・保険業までもが衰退産業となっています。
088
工業の衰退する「工業立国日本」
・OECD
 GDP生産面
G7各国の生産面のGDPについてグラフ化してみます。第一次産業、工業、サービス業などの各産業について、GDPを押し上げる成長のドライバとなる産業はどのようなものでしょうか。工業立国とも言える日本は、実は工業が最も衰退しているという驚きの結果も。。。
087
経済成長を牽引する需要とは?
・OECD
 GDP支出面 成長率
G7各国の支出面のGDPについて1997年からの成長率をグラフ化します。全体的に高成長なアメリカ、イギリス、カナダに対し、貿易が牽引役となっているドイツ、イタリア、日本の姿が見えてきます。日本は総資本形成が大きなマイナス成長であり、貿易は比較的順調に成長している点が特徴的です。
086
投資をしなくなった日本の経済
・OECD
 GDP支出面
支出面のGDPについてアメリカ、ドイツと日本の推移を比較します。低成長で緊縮財政と言われるドイツでも、家計最終消費支出も政府最終消費支出も、総資本形成させ順調に右肩上がりです。一方日本では、家計最終消費支出は停滞し、総資本形成は大きく減少し停滞しています。日本全体が投資をしなくなってしまったのは何故でしょうか。
085
日本経済に足りないものとは?
・OECD
 GDP、平均所得、労働生産性、物価 成長率
GDP、家計最終消費支出>労働生産性、平均賃金>消費者物価指数(CPI)という順番で経済成長していく先進国型の経済成長の標準型が、G7だけでなく他の高成長国でも当てはまるのか確認してみます。韓国、スウェーデン、メキシコ、ギリシャについての経済成長の形を可視化してみます。
084
先進国型「経済成長の条件」とは
・OECD
GDP、平均所得、労働生産性、物価 成長率
日本経済の転換点となった1997年を起点にして、G7各国のGDP、家計最終消費支出、労働生産性、平均給与、CPI、1人当たりGDPの成長率を比較します。主要国の経済成長の特徴として、GDP、家計最終消費支出>労働生産性、平均所得>CPIという特徴が見えてきました。これに対して日本経済のカタチについても可視化します。
083
先進国から滑り落ちる日本の経済
・OECD
 1人あたりGDP、物価、労働生産性 成長率
1人あたりGDP、消費者物価指数、労働生産性それぞれについて、日本の転換点となった1997年からのG7各国の成長率を可視化します。そして、唯一成長していない日本が他の主要国同様に成長したと仮定した場合の、あったかもしれない推移を可視化してみます。日本はこの20年程でとんでもなく大きなものを失ってきたようです。
082
平成時代に日本経済が失ったもの
・OECD
 1人あたりGDP、物価、労働生産性 成長率
OECDの統計データから、G7各国の1人当たりGDP、平均所得、家計消費について、日本経済の転換点となった1997年からの変化を可視化します。日本だけが停滞している状況ですが、もし他の主要国並みに経済発展していたとしたら、、、も考えてみましょう。日本経済が平成時代に失ったものはあまりにも大きいようです。
081
日本企業の転換点と変質の正体
・法人企業統計調査
 売上高、付加価値、人件費
 法人税、当期純利益、配当金、社内留保
 資産、負債、純資産
日本企業が稼げなくなり、労働者への分配を抑制し、国民の貧困化が進んでいる、端的に言えばこれが現在日本で起こっている経済停滞の流れではないでしょうか。日本企業が稼げなくなったのは明確に1990-1991年のバブル崩壊によるものです。その中で、何とか利益を出そうと人件費を抑制し海外展開を進めています。その実態を追います。
080
国民の貧困化から脱する鍵とは?
・家計調査
 実収入、実支出、消費支出、非消費支出
家計調査の各種統計データより、世帯の収支についてフォーカスしてみます。世帯主の収入が軒並み減る中で、共働きが増え世帯収入は増えています。そして消費支出を減らし、住宅ローンの返済に充てている事が明らかとなります。先進国で消費支出を減らしているのは日本だけです。この異常事態に何かできる事はあるのでしょうか?
079
共働きで耐え忍ぶ中所得勤労世帯
・家計調査
 世帯主収入、共働き率、非正規雇用率
家計調査の結果から、勤労世帯の世帯主収入、共働き率などの実態を可視化してみます。低所得層は高齢化しており、中所得層の世帯主収入は減り、負債が増えているため、共働きが増えて必死に家計を支えている姿が見えてきました。
078
没落する日本の中流労働者階級
・家計調査
 勤労世帯 貯蓄、負債、純貯蓄
家計調査のデータを基に、収入階級別の家計の資産や負債の変化について可視化してみます。中所得階級の家計では、資産が目減りしている中で、負債が増大し、差し引きの純資産が大きくマイナスしています。中流と呼べる階級が没落している様子がうかがえます。
077
国民総貧困化社会に突き進む日本
・社会保障・人口問題研究所
 生活保護
貯蓄額が急速に増えている高齢層ですが、全ての高齢層が豊かになっているわけではありません。社会保障・人口問題研究所の統計データによれば、高齢層ほど近年急速に生活保護者が増加しているようです。つまり、豊かになり財産を築ける人と、生活に困窮する人に二極化しているという状況になっています。
076
エリートの先鋭化と一般層の崩壊
・民間給与実態統計調査
 給与所得者、平均給与
 企業規模別
労働者の貧困化に対して、家計が豊かになっている不思議を考えていきます。民間給与実態統計調査の統計結果から、中小企業、中堅企業、大企業の年齢別就業者数と平均給与を見てみます。エリートとも言える大企業の若年層が減少しながらも所得が増える一方で、低所得層の給与が減り人数が増えている実態が明らかとなります。
075
値付け感に見る経営者の責任
・OECD
 労働生産性
日本のビジネスはとにかく値付けが安いです。それは平成時代を通じてデフレが続いたことと、安く大量に仕入れて、安く大量に売るというビジネスが「成功モデル」として定着してしまったためでしょう。
そしてこのようなビジネス観があらゆるビジネスの根底となり、「安くなくては売れない」という強迫観念となっています。
074
貧困化で豊かになる家計の不思議
・国民生活基礎調査
 年齢階級別世帯数
・家計調査
 貯蓄、負債、純貯蓄
日本銀行の資金循環統計を見る限りでは、家計は右肩上がりに純金融資産を増やしています。このブログでは度々労働者の貧困化について触れてきました。労働者は貧困化しているのに、家計は豊かになっているという事になります。この矛盾とも言える状況は一体どういう事でしょうか。家計に着目してその実態に迫ります。
073
結局日本の経済の何が悪いの?
・日本銀行 資金循環
 日本銀行、金融機関 金融資産、負債
日本銀行の資金循環統計より明らかとなった、家計、企業、政府、金融機関、海外の特徴をまとめ、日本では本来増えているはずの家計と企業の負債が停滞している事がわかりました。その結果、家計の金融資産が異常とも言える程増大しています。一方で、労働者の貧困化が進んでいます。この謎は一体どのように解釈すればよいのでしょうか。
072
経済における金融機関の役割とは
・日本銀行 資金循環
 金融機関 金融資産、負債
日本銀行の資金循環統計データより、金融機関の金融資産と負債の推移を可視化します。企業や家計が借り入れを増やさない事で、金融機関としては貸し出しが停滞しています。その代わり対外証券投資を増やしている状況ですが、それ以外にも金融機関の担う役割が見えてきました。
071
海外という特異な経済主体
・日本銀行 資金循環
 海外 金融資産、負債
日本銀行の資金循環統計データより、経済主体の一つ「海外」に着目し、その金融資産と負債の推移を可視化します。現在海外は、日本の企業や金融機関にとって投資先となっていて、負債を増やさない企業や家計に代わる負債の担い手となっています。「自己実現的な経済衰退を続ける日本」の在り方を見直すべき示唆があるように思います。
070
政府が負債を増やす意味とは!?
・日本銀行 資金循環
 政府 金融資産、負債
日本銀行の資金循環統計データより、日本政府の金融資産と負債の推移を可視化してみます。一方的に負債の増え続ける政府ですが、その意味や役割とは何でしょうか?負債を増やさない企業や家計に代わって、政府が負債を増やしている構図が浮き彫りになります。
069
借金を増やさない日本企業
・日本銀行 資金循環
 企業 金融資産、負債
日本銀行の資金循環統計データから、企業の金融資産と負債について着目してみます。資本主義経済において、まずは企業が借り入れを増やし、投資を行って生産性や付加価値を高め、利益を上げて、分配するという構図のはずですね。この分配の中に、従業員への所得増加があるはずですが、日本の企業の場合はどうでしょうか?
068
私たちの資産は本当は増えてる?
・日本銀行 資金循環
 家計 金融資産、負債
日本銀行の資金循環統計データから、家計の金融資産について可視化してみます。貧困化の進む労働者ですが、家計としては右肩上がりに資産、純金融資産が増大しています。これだけの資産が増加しているのであれば、何故家計消費が停滞するのでしょうか?家計の不思議について、まずは現状の把握をしてみましょう。
067
お金は誰の手元にあるのか?
・日本銀行 資金循環
 家計、企業、政府、海外、金融機関
 金融資産、負債
日本銀行の資金循環統計データから、家計、企業、政府、金融機関、海外の経済主体ごとに、どこに金融資産が集まっているのかを可視化してみます。日本の労働者は貧困化が進んでいますが、実は家計の純金融資産は右肩上がりに増大していることが分かりました。労働者は貧困化し、家計は豊かになるという不思議な状況です。
066
過剰設備は解消されるのか?
・日本銀行 短観
 生産・営業用設備DI
日本銀行の短観データから、生産・営業用設備についての過不足感を可視化します。特に製造業では長年、慢性的に設備過剰であったことが分かります。過剰な設備とは、過剰な生産能力ともなりますから、過当競争により値段を下げようというマインドが働くのではないでしょうか。このような所にもデフレの要因が潜んでいそうです。
065
日本企業の資金繰り事情とは
・日本銀行 短観
 資金繰りDI
 貸出態度DI
日本銀行の短観データから、企業の資金繰りや、金融機関の貸出態度について可視化します。金融機関から融資を受けやすい状況が続いているにもかかわらず、中小企業では資金繰りが厳しい状況が続いています。
064
「景気」に翻弄される労働者たち
・日本銀行 短観
 雇用人員DI
日銀の短観データより、雇用人員DIを可視化します。企業規模や業界別に、景気と人員の過不足感の関係が見えてきます。特に大企業製造業では、人員の過剰感が大きく、今後のリストラの加速が懸念されます。
063
需要はどこにあるのか?
・日本銀行 短観
 国内需給DI
 海外需給DI
日本銀行の短観データから、需要の可視化を試みます。国内ビジネスも海外ビジネスでも、需要がマイナスであることが分かりました。需要が無い中でのビジネス展開を余儀なくされている企業は、値段を下げる事で仕事を成り立たせようという動機が働いているとも考えられます。
062
日本の景気動向を可視化してみる
・日本銀行 短観
 業況判断DI
日本銀行の短観データから、経済の景気動向を可視化してみます。短観を累積してみると、日本経済計算のデータとの連動性が見えてきます。
061
寛容な日本人を取り戻そう!
・チャリティ援助財団(CAF)
寛容さ(World Giving Index)
国連の幸福度調査では、寛容さが極めて低い評価を受けてしまった日本人ですが、本当にそうなのでしょうか?World Giving Indexという寛容さや親切さについての調査結果も見てみましょう。日本人は世界で、どれだけ寛容で親切だと評価されているのでしょうか?
060
急速に寛容さを失った日本人!
・国際連合
 幸福度(World Happiness Report)
国連の幸福度ランキング2020年版が発表されました。2019年版では散々な結果だった日本の評価ですが、最新版ではどうでしょうか。なんと、寛容さが92位から153か国中151位と最低レベルの評価にまで急落してしまいました。その原因とは何でしょうか?
059
かつて世界位置に輝いていた日本
・OECD
 購買力平価、為替、物価水準
購買力平価と為替の差から計算される物価水準について、主要国の比較をします。日本はかつて物価水準でも世界一になっていますが、その後の凋落とともに物価水準も停滞しています。日本経済停滞とも密接に結びつく物価水準についてフォーカスしてみましょう。
058
社会保障って誰のため?
・財務省
 国民負担率
消費税や政府負債など、国税の議論になりがちな日本の税金ですが、実際には国税、地方税、社会保障負担を含めて税金をトータルに考えた方が良さそうです。それでは、これらの税金は今どれくらいの水準で推移しているのでしょうか?
057
消費税増税は一体誰のためか?
・国税庁 国税徴収
 所得税、法人税、消費税
停滞している家計消費に更に追い打ちをかけているのが、消費税であると言われています。何故消費を減退させることが明白なのに、消費税を増税するのでしょうか。国税の長期データをグラフ化する事で、法人税・所得税が減少する中で、その穴埋めとして消費税が使われているという驚きの実態が明らかとなります。
056
消費→成長が止まった日本経済
・OECD
 家計最終消費支出、GDP
日本経済の成長鈍化が著しい中で、最も割合が多く成長を牽引する消費について着目します。GDP以上に成長が止まっている日本の家計消費ですが、他の国はどのような状況でしょうか。消費と経済成長の関係を可視化します。
055
お金を使わなくなったのは誰か
・内閣府 国民経済計算
 GDP、家計最終消費支出 他
GDPの支出側の項目を時系列データで可視化する事で、日本の誰がお金を使わなくなったのかを整理してみます。1997年を機にGDPが停滞していますが、主に家計消費が停滞したこと、総資本形成が減少し、政府最終支出を相殺していることが考えられそうです。日本が成長軌道に戻るためのヒントが浮き上がってきます。
054
赤字ビジネスは経営者の責任?
・国税庁
 利益計上法人、欠損法人数
 企業規模別
日本の企業の7割が赤字という驚きの結果が明らかとなりましたが、今回は更に企業規模別にどのような状況か見ていきます。零細企業で8割、中規模企業で7割、中堅・大企業で5割もの企業が赤字である事が確認されました。大企業ですら半分は赤字であるという事は非常に憂慮すべき状況ではないでしょうか。日本企業のビジネスに何か異変が起きているようです。
053
日本中に蔓延る赤字企業の実態
・国税庁
 利益計上法人、欠損法人数
日本の企業のうち約7割が赤字経営となっています。これが当たり前となっている状況ですが、他の国でもこれが普通なのでしょうか。”利益”という言葉よりも”赤字”という言葉に、親近感を抱きやすい国民性もあるのかもしれませんが、日本の赤字企業数は異常な水準です。ここにも日本経済の大きな負の側面がみられると思います。
052
崩れる「仕事熱心」な日本人観
・GALLUP
 State of the Global Workspace
 エンゲージメント調査
日本人は真面目で仕事熱心というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。幸福度は低い日本人ですが、仕事に対するモチベーションは高いのではないかと思います。今回は、仕事や会社への熱意を示すエンゲージメントについての調査結果を取り上げます。日本人労働者のエンゲージメントは意外な順位でした。
051
日本を”繁栄”から遠ざけるもの
・Legatum Institute
 Prosperity Index
 繁栄度
国連の幸福度ランキングでは残念な結果でしたので、別な視点から繁栄度についての国際ランキングを取り上げてみます。経済的な繁栄度、安全保障、健康、社会資本など、日本を繁栄から遠ざける要素とはなんでしょうか。

日本の経済統計と転換点 001~050

050
日本人ははたして”幸福”なのか
・国際連合
 World Happiness Report
 幸福度
国連のWorld Happiness Reportから、日本人の幸福度について考えます。経済的な豊かさだけではなく、ポジティブさ、他者への寛容さ、社会的な支援の程度などを総合的に見て、日本人は果たして幸福と言えるのかを数値として見てみましょう。
049
グローバルビジネスで失うもの
・グローバルビジネス
 設備投資、従業員数、当期純利益 他
ある企業の決算情報から、グローバルビジネスの実態を可視化します。設備投資や雇用も海外拠点が優先され、国内は停滞しています。そして海外で利益を上げて、国内本社に還流させる仕組みとなっているのです。自社の関係者以外にはほとんど経済的なメリットが享受できない仕組みとも言えるかもしれません。
048
グローバル化と国益の関係
・グローバルビジネス
 法定実効税率 他
・OECD
 税収
 
ある企業の決算報告書を実例に取りながら、グローバルビジネスと国益の関係を考えます。日本企業の海外進出によるグローバル化により、ビジネスそのものが日本国内から流出していますが、海外でのビジネスの成果は日本の税収として還流するのでしょうか。海外進出の支店と現地法人の2つの形態について、税金との関係を見える化します。
047
実例でみるグローバリズム
・グローバルビジネス
 生産数、売上高、営業利益 他
ある企業の決算データから、日本型グローバリズムの実例を可視化してみます。国内での生産や販売が頭打ちになる中、海外へ活路を求める戦略により利益を増大させ、配当金を増やす仕組みとなっています。
046
安くなった「エンジニアたち」
・JETRO 投資関連コスト比較
 ワーカー、エンジニア、中間管理職
 月額賃金
JETROの投資関連コスト比較調査の結果から、2004年と2018年の変化について、ワーカー、エンジニア、中間管理職の月額賃金を比較します。ワーカーに対して、エンジニアや中間管理職など職級が上がるほど賃金が下落する日本の特徴が明らかになります。
045
日本人の「誰」が安いのか
・JETRO 投資関連コスト比較
 ワーカー、エンジニア、中間管理職
 月額賃金
JETROの投資関連コスト比較調査から、製造業におけるワーカー、エンジニア、中間管理職の賃金を国際比較します。ワーカーの賃金は高い水準ですが、スペシャリストであるエンジニア、チームリーダーである中間管理職の賃金はどうでしょうか。日本人の誰が安いのか、是非ご確認ください。
044
日本人の「生産性」とは
・Penn World Table
 世界 1人あたりGDP
世界各国のGDPと人口から、1人当たりGDP=生産性について可視化していきます。かつては日本も世界第5位の生産性を誇る時代もありました。その変遷を順位表として見える化してみました。
043
中小企業が主役となる時代へ
・中小企業の付加価値経営今までの経済統計の結果を踏まえて、一度日本経済の特徴とこれからの経済好転へ向けたビジネス転換の方策についてまとめます。キーとなる中小企業経営者がしっかりとしたビジネスを行い、従業員の賃金を上げていくという普通の経済活動こそが、これからの日本経済にとって重要な事を解説します。
042
人口増加と先進国の存在感低下
・Penn World Table
 世界 人口
Penn World Tableの長期データから、世界全体の人口推移を可視化してみます。また、GDPと人口のシェアから、経済的独占指数を算出し、先進国が少数の人口で大きな経済的シェアを誇る事を示します。
041
日本経済の「栄光」と「凋落」
・Penn World Table
 世界 GDPシェア
Penn World Tableの長期データから、世界における主要国のGDPシェアを可視化していきます。日本の成長、急伸と凋落が可視化されます。かつて最も輝いていた時代には世界の2割近くのGDPを占めていた日本ですが、既に5%程度のシェアまで凋落しています。
040
長期データで世界経済を振り返る
・Penn World Table
 世界 GDP
公開されているPenn World Tableの長期データから、主要国のGDPや1人当たりGDPの変遷を可視化します。戦後から圧倒的経済大国であり続けるアメリカ、急激な経済発展からの停滞を続ける日本、近年急速に発展し先進国を抜き去っていく中国など、主要国の経済発展の趨勢を確認してみましょう。
039
長期データで日本経済を振り返る
・内閣府 国民経済計算
 GDP
・日本経済新聞社
 日経平均株価
日本経済の長期変遷を改めてまとめてみます。経済的なイベントとともに、どのように日本経済が変化してきたのでしょうか。大きな変換点は1997年です。まさに日本が変わったと言えるこの年に、一体何があったのでしょうか。
038
値上げできない経営者たち
・日本銀行 短観
 販売価格DI、仕入価格DI
 交易条件
日本銀行の短観データより、販売価格DI、仕入価格DI及びそれらの差し引きである交易条件について可視化します。また、DIの累積データと過去の経済イベントのタイミングが見事に符合する事が明らかとなります。企業経営者の値付けに関する考え方の一端がわかるのではないでしょうか。
037
はたして結婚は贅沢なのか!?
・社会保障・人口問題研究所
 出生数、婚姻数、死亡数
 人口推移
 未婚率、未婚の理由 他
・民間給与実態統計調査
 事業所規模・年齢階級別 平均給与
日本は少子高齢化が進み、市場も収縮していくと言われています。これにより企業の海外展開(グローバル化)に拍車がかかっている側面もあると思います。実は、この動きによって日本は「自己実現的」に市場が収縮し、仕事が減り、経済的に困窮して結婚できない人が増えている側面があるようです。貧困化と非婚化の関係を可視化してみます。
036
「ゆとりある生活」好きな日本人
・内閣府 世論調査
 時間のゆとり、心の豊かさ 他
引き続き世論調査の結果から、私たち日本人が一体何に満足感を覚えるのかを可視化していきます。時間的なゆとりなのか、物よりお心の豊かさなのか、将来への備えよりも日々の生活を楽しむのか、様々な角度から日本人の価値観、満足感を見える化します。
035
不安ながらも充実した「中の中」の生活
・内閣府 世論調査
 充実感、不安感、生活の程度 他
世論調査の統計データから、「充実感」、「不安感」、「生活の程度」、「生活の見通し」の項目について可視化します。不安ながらも充実した「中の中」の生活の中で、お金は少ないけど満足感の高い日本人の特性が見えてきました。
034
私たちは何に満足するのか その2
・内閣府 世論調査
 生活満足度 食生活、住生活 他
世論調査の結果を元に、「食生活」、「住生活」、「自己啓発・能力向上」、「余暇生活」など、お金以外の満足度についても統計データから可視化してみます。日本人はお金に関する不満や不安は大きいながらも、現在の生活に対する満足度は全般的に高いという傾向が分かりました。
033
私たちは何に満足するのか その1
・内閣府 世論調査
 生活の向上感
 生活満足度 所得・収入 資産 他
世論調査の結果から、日本人の満足度についての詳細結果を取り上げます。収入、資産、耐久消費財など経済的な面についての満足感を可視化します。収入には満足ではないけれども、消費についての満足感が高いようです。
032
貧困化と満足度の不思議な関係
・内閣府 世論調査
 生活満足度
・日本経済新聞社
 日経平均株価
・民間給与実態統計調査
 平均給与
日本型グローバリズムの進展もあって、日本国内の貧困化は進んでいます。私たち日本人は貧しくなりながらも何をよりどころとしているのでしょうか。また、生活に対する満足度はどの程度なのでしょうか。この停滞する日本で、実は満足感の高い日本人の特殊性が明らかになります。
031
日本型グローバリズムの正体
・OECD
 多国籍企業 企業数、労働者数、売上高 他
企業の海外展開ばかりで、外資企業の日本進出が極めて少ないという流出一方の特徴を持つ「日本型グローバリズム」について、より詳細な統計データを見ていきます。日本経済において、日本型グローバリズムによって失われたものとは何でしょうか。
030
日本型グローバリズムの急進展
・OECD
 多国籍企業 売上高、従業員数
 流入(Inward)、流出(Outward)
世界の経済がグローバル化していると言われています。企業の多国籍化=グローバリズムについて取り上げます。日本は企業活動の流出(Outward)が急増しているのですが、国内へのビジネスの流入(Inward)がほとんどありません。他の先進国が双方向的なのに対して、流出に偏る日本型グローバリズムというべき状況です。
029
私体はどれだけ貧困化したのか?
・国民生活基礎調査
 所得5分位、所得分布 他
・所得再分配調査
 ジニ係数
・非保護者統計
 生活保護割合
私たちは間違いなく貧困化しているようです。今回は格差や貧困に関する各種指標を可視化し、国内だけでなく海外の水準とも比較する事で、私たちがどれだけ貧困化したのかを見ていきたいと思います。
028
そもそも物価ってなに!?
・総務省統計局
 消費者物価指数
・OECD
 消費者物価指数、GDPデフレータ
経済がインフレかどうかを測る指標として、物価を表すGDPデフレータ以外にも消費者物価指数が知られています。今回は各種消費者物価指数の推移や、GDPデフレータとの乖離を見える化します。物価の推移を改めて確認する事で、世界の中で日本だけ取り残されている状況の一端が垣間見えるかもしれません。
027
デフレーションを考えてみる
・OECD
 GDPデフレータ
経済がデフレかどうかの指標としてGDPデフレータを取り上げます。OECD各国のGDPデフレータの推移を見る事で、日本だけいかに取り残されているのかという事が可視化されます。最後に日本経済を好転させるために、企業の出来る事について述べます。
026
こんなにもヤバい!?日本経済
・OECD
 GDP、家計最終消費支出
OECD各国との実質GDP、名目GDP、民間消費、賃金などの指標を比べてみましょう。先進国の中で日本だけが取り残されている姿が浮き彫りになります。成長だけが全てではありませんが、このような異常ともいえる状況は日本経済の停滞を端的に表していると思います。
025
日本は本当に輸出依存国なのか!? その3
・OECD
 GDP、輸出、人件費
 フランス、イタリア、ギリシャ 他
GDP、輸出額、人件費について他の先進国(フランスやイタリア)や、その他のポルトガル、ギリシャなどについても推移を見てみます。やはりどの国と比べても、日本だけ特異な状況にある事がわかりました。
024
日本は本当に輸出依存国なのか!? その2
・OECD
 GDP、輸出、人件費
 日本、アメリカ、ドイツ 他
先進国各国(アメリカ、ドイツ、イギリスなど)と、名目GDP、実質GDPの推移を比較します。また、GDPに占める輸出額や賃金総額を比較し、日本の経済のカタチの特異性が浮き彫りとなります。
023
日本は本当に輸出依存国なのか!? その1
・内閣府 国民経済計算
 GDP支出面 家計最終消費支出 他
輸出立国、貿易立国などとも言われがちな日本経済ですが、日本の貿易の依存度はどの程度なのでしょうか?GDPに占める割合を可視化する事で、輸出依存の水準を見える化します。
022
非正規社員という働き方
・民間給与実態統計調査
 給与所得者の属性別シェア
 階級別給与所得者数 待遇別
非正規社員が増えているというニュースが多いですが、実際の人数や正規社員との格差とはどの程度なのでしょうか。また、日本では何故非正規社員というカテゴリーが存在し、その存在感が増大しているのでしょうか。日本のビジネス観との関係性についても考えてみましょう。
021
続・サラリーマンの貧困化
・民間給与実態統計調査
 階級別給与所得者数 企業規模別
 大企業、中小企業
サラリーマンの貧困化について、企業間規模の差、男女の差など詳細な統計データから読み解いていきます。所得水準の高い大企業から、所得水準の低い中小企業への労働者の移動が起こっています。また、所得水準の低い女性の労働者が増えています。これらの変化から、企業経営者は何を考えればよいのでしょうか。
020
中小企業経営で大事なモノとは!?
・OECD
 税収
オーナー経営者の多いと言われる中小企業ですが、経営者は何のために企業経営をしているのでしょうか?敢えて税収という切り口から、人材の雇用による影響の大きさを可視化していきます。
019
日本の中小企業は本当に多いのか!?
・OECD
 企業数 大企業、中小企業
 人口
 人口あたり企業数
日本の中小企業は数が多いため、日本経済発展の足を引っ張っているという専門家の話も聞くようになりました。本当に日本の中小企業は多すぎるのでしょうか?OECDの経済統計データから、人口当たりの中小企業数について比較してみます。むしろ日本の中小企業数は少ないという事がわかります。
018
「仕事」の価値を見直そう!
・民間給与実態統計調査
 平均給与
・法人企業統計調査
 労働分配率
・労働統計
 平均労働時間
・OECD
 労働生産性
皆さんの「労働」は、企業経営者やお客様にとってどれくらいの価値があるのでしょうか。
「平均所得」や、「労働分配率」、「実労働時間」から、日本人の労働者の平均的な「付加価値」と「労働生産性」を計算していきます。OECD各国との比較も行い、日本の労働者がどれだけ安いのか可視化します。
017
お金以外の豊かさとは!? まとめ編
・OECD
 Well-being まとめ
OECDの統計データを基に、お金以外の「豊かさ」を可視化してきました。
今回は、そのデータを総合ポイントとしてまとめて、日本の豊かさがどの程度の水準なのかをバブルチャートで見える化します。
016
お金以外の豊かさとは!? 政治参加編
・OECD
 Well-being 政治参加
OECDの統計データを基に、お金以外の豊かさを可視化します。
今回は、国民の政治参加についてバブルチャートで見える化します。残念ながら、日本人は先進国の中でも最も政治に興味のない国の一つと言えそうです。
015
お金以外の豊かさとは!? 自然環境編
・OECD
 Well-being 自然環境
OECDの統計データを可視化しながら、お金以外の「豊かさ」を探っていきます。
今回は「自然環境」についてフォーカスします。水も豊富で、森林も多い日本ですが、先進国の中で自然環境の豊かさはどのような水準でしょうか。
014
お金以外の豊かさとは!? 安心・安全編
・OECD
 Well-being 安心・安全
OECDの統計データを可視化しながら、お金以外の「豊かさ」を探っていきます。
今回は「安心・安全」についてフォーカスします。普段の生活を送るうえで、日本は比較的治安の良いイメージがあると思いますが、実際にはどのように評価されているのでしょうか。
013
お金以外の豊かさとは!? 教育編
・OECD
 Well-being 教育
OECDの統計データを可視化しながら、お金以外の「豊かさ」を探っていきます。
今回は「教育」についてフォーカスします。日本の教育はレベルが高いと言われますが、実際には先進国の中でどの程度の水準なのでしょうか。
012
お金以外の豊かさとは!? 雇用率編
・OECD
 Well-being 雇用率
OECDの統計データを可視化しながら、お金以外の「豊かさ」を探っていきます。 今回は「雇用率」にフォーカスしてみます。働く人がお金を稼げるだけでなく、誰もが働ける環境というのも豊かさの証と言えるかもしれません。先進国の中で、日本はどの程度の水準なのでしょうか。
011
お金以外の豊かさとは!? 労働時間編
・OECD
 Well-being 労働時間
OECDの統計データを可視化しながら、お金以外の「豊かさ」を探っていきます。 今回は「労働時間」や「余暇時間」についてフォーカスしてみます。長時間労働は日本人労働者の代名詞のようなものでしたが、今はどのような状況でしょうか。先進国の中での水準を可視化してみます。
010
お金以外の豊かさとは!? 寿命・満足度編
・OECD
Well-being 平均寿命、生活満足度
OECDの統計データを可視化しながら、お金以外の「豊かさ」を探っていきます。 今回は「寿命」や「生活満足度」についてフォーカスします。平均寿命は世界一とよく聞きますが、生活満足度の方はどうでしょうか。
009
みんなが働ける国 vs 働く人が稼げる国
・OECD
 労働参加率、失業率
平均所得や労働生産性では日本は先進国の中でも平均以下という事が判明しました。このような所得という側面以外に、日本の経済で優れた要素はないのでしょうか。働きたい人みんなに仕事がある事、これも豊かさの証と考えられないでしょうか。
008
はたして日本は先進国か まとめ編
・OECD
 平均所得、労働生産性
 バブルチャート
バブルチャートを使って、労働者の生産性と所得の関連性を可視化してみます。当然かもしれませんが、生産性と所得には強い相関があります。私たち経営者は、設備投資や、人材投資、技術投資を通じて生産性を上げることにより、労働者の所得を上げる事ができる存在です。私たち企業経営者がこれから考えるべきこととは何でしょうか?
007
はたして日本は先進国か 労働生産性編
・OECD
 労働生産性、平均労働時間
OECDの統計データから、日本の労働者の平均所得が低い水準で停滞、凋落してしまった事がわかりました。それでは、日本人労働者の仕事の質はどうでしょうか。日本人は労働者の質が高いと言われます、その指標となる生産性についてフォーカスしてみます。
006
はたして日本は先進国か? 平均所得編
・OECD
 平均所得
労働者の給与は増えず、企業の内部留保と配当金ばかりが増大している日本経済ですが、このような経済状況は日本だけなのでしょうか、他の先進国も同じような状況なのでしょうか。先進国の集まりであるOECDの統計データを可視化して、その立ち位置を確認してみましょう。
005
内部留保は衰退への道? まとめ編


・法人企業統計調査
 付加価値分配
企業の売上が伸びないながらも、利益が増大し、内部留保と配当金が増え続けている状況がわかってきました。一方で抑制されているのが、他ならぬ労働者の人件費ですね。企業活動の粗利である付加価値の分配の内訳を見る事で、その事を確認してみましょう。
004
内部留保は衰退への道? 損益編
・法人企業統計調査
 損益
サラリーマンが貧困化する一方で、企業はむしろ資産が増え続けています。何故このような状況になっているのでしょうか。年毎の収支の状況を詳細に見る事で、その謎に迫ります。
003
内部留保は衰退への道? 貸借編
・法人企業統計調査
 貸借
サラリーマンが貧困化している状況は分かりましたが、一方で労働者を雇用している企業の方はどうでしょうか。やはりサラリーマンと同様に衰退がはじまっているのでしょうか。企業の資産と負債を可視化する事で、現在の日本企業の状態を確認してみましょう。
002
サラリーマンの貧困化 後編
・民間給与実態統計調査
 年齢層別 平均給与 他
サラリーマンの貧困化が進む背景とはどのようなモノでしょうか。労働者の高齢化が進み、安い労働力となった高齢者が引退した後に、現役世代に残る仕事とは何でしょうか。私たち企業経営者は、「自分たちの仕事とは何か」を考える分岐点に立っているのかもしれません。
001
サラリーマンの貧困化 前編
・民間給与実態統計調査
 平均所得、給与階層別 給与所得者数 他
私たち労働者のお給料は実は以前よりも減っているという事を皆さんは知っていましたか?日本経済は1997年をピークにして、停滞・衰退が続いています。各種公表されている統計データ「ファクト」を可視化して、その事実を見える化し、皆さんと共有していきます。

日本の経済統計と転換点 番外編

EX5
GDPの推移を見てみよう!
国民経済計算内閣府の発表している国民経済計算では、日本のGDPの速報値をタイムリーに更新しています。日本はGDPの約6割を家計の最終消費支出が占める「内需の国」ですね。純輸出を除くと、約9割が国内での消費や投資が占めます。
EX4
豊かなはずの家計資産の正体とは
国民生活基礎調査政府や海外が負債を増やす一方で、家計資産は右肩上がりで増大しています。労働者が貧困化しているのに対して、これはいったいどういう事でしょうか?年齢階級別の家計の分布を見る事で、その実態を知ることができます。日本では、若年層の世帯が激減し、高齢世帯が急増しています。家計資産の多くは、高齢層に偏っているようです。
EX3
平均的な資産と負債のバランスとは?

中小企業実態統計調査日本の中小企業の平均的な貸借対照表についてモデルを確認してみます。日本の中小企業の一般的な資産と負債の割合や、資本金の比率などについて参考になるのではないでしょうか。
EX2
自分の会社を評価してみよう!
中小企業実態統計調査中小企業実態統計調査の内容から、日本の中小企業の平均的な損益の内訳を見てみます。平均的な企業で行われる事業活動ではどれくらいの付加価値が生み出され、経費が掛かっているのかをモデルとして確認できると思います。自分の会社の損益と比較すると意外なヒントがあるかもしれませんね。
EX1
製造業の付加価値とは?
工業統計調査製造業の規模別の付加価値や生産性について考えてみます。中小企業は生産性が低いと言われますが、製造業では他の産業に比べて中小企業でも高い生産性がある事がわかります。ただし、それ以上に企業間の格差もあるようです。
000-2
「働く」と「生きる」の境界を考える 後編
理系大学生の就職中小企業での働き方や働き甲斐について考えてみます。大企業と異なり、中小企業は自分の仕事とその成果が直結して目に見える形で評価されやすいです。ある意味残酷な面もありますが、それだけやりがいがあり、フィードバックも明確で早く成長に繋げやすいという面もあるのではないでしょうか。中小企業に優秀な人材が集まる仕組みが必要です。
000-1
「働く」と「生きる」の境界を考える 前編
エンジニアのワークライフバランスかつての家族経営の町工場の変遷と、その顛末について一例をご紹介します。中小企業経営者としての働き方と、大企業の働き方では大きく仕事の意味が異なってきます。リスクを取りながらも、全てが自分の裁量で行う事ができるのも、ひとつのやりがいかもしれません。

関連リンク

OECD
IMF (International Monetary Fund)
JETRO (日本貿易振興機構)
日本政府統計 (e-Stat)
日本銀行
内閣府
財務省
社会保障・人口問題研究所

小川製作所 ブログ


TOKYOステンレス加工
TOKYO精密機械部品

TOKYO機械設計開発
株式会社小川製作所 ロゴ